高足カニ塩
西伊豆焼塩の柔らかい風味に、戸田名産の高足カニの甲羅を細かく砕いて、フレーク状にしたものを焼塩と一緒に混ぜました。
高足カニの甲羅には、「キチン質」が含まれています。熱加工をすることでキチン・キトサンとなります。キチン・キトサンを摂取すると体を巡っている血液に対しての血圧を低下させるばかりでなく、コレステロールも抑えられます。
西伊豆戸田の名産は高足カニ
高足カニはご存知でしょうか?
脚が非常に細長い大きなオスは3.8mに達します。甲羅最大で40cmにもなります。駿河湾の水深200~300mに多く生息して駿河湾の深海に溜まったミネラルや微生物を蓄えて成長しています。
高足カニの甲羅には、キチンが含まれています。主に含まれているのは、カニ・エビなどの殻や、イカの軟骨。山の幸であるキノコ類にも含まれている食物繊維になります。
そのキチンは熱を加えて処理を行うとキチン・キトサンが出来上がります。
キチンから作られるキトサンは、キチンから全ての物質がキトサンに変わるわけではなく、熱処理の状態から80%以上のキトサンが生まれると、「キチン・キトサン」として扱われます。
キチン・キトサンの元となるカニの甲羅は、主な成分はキチン質と言う事がわかりました。このキチン質の他にカニの甲羅には様々な成分が含まれています。
とても有名なのはカルシウムですよね。このカルシウムは摂取することで骨や歯が丈夫になるばかりか、骨粗しょう症の予防にもなると言うことは知っているでしょうか?
カルシウムが足りない人はイライラするなんて言うことも聞きますよね?「あなた?何でそんなに怒ってるの?カルシウムがたりないのよ!!」なんて言われた。「高足カニ塩」を摂取してください。
そして、もう一つ実は最近話題になっている成分が含まれています。
「アスタキサンチン」この成分は、カニやエビが茹でられると結合していたタンパク質が赤い色に染まります。その成分こそこが、「アスタキサンチン」と言う成分となるわけです。
それぞれの成分は体にどう影響があるのか?
今あげた3つの成分をもう一度おさらいしてみましょう。
- カルシウム
- キチン質
- アスタキサンチン
カルシウム
カルシウムには、骨を作る働きがあり骨量の維持に必要な成分です。
歯や骨は毎日の運動により、少しずつ削られたりしていきます。またカルシウム不足になると骨がもろくなりちょっとしたことで折れやすくなったり、骨量や骨密度が減り「骨粗しょう症」を起こす可能性もあります。
定期的にカルシウムを摂取することにより、骨を丈夫にして筋肉や体の組織を支え、ケガや体の健康を維持することを心掛けます。
カルシウムは日常普段からとりやすい成分ですが、高足カニ塩には「甲羅+塩の成分」から重複したカルシウムが摂取できるのは、体にうれしい事ですよね。
キチン質
キチン質は、コレステロール値を下げる効果があります。キチンは体内で消化されない食物繊維を持つ性質があります。キチンはプラスの電気を帯びているので、小腸でマイナスの電気を帯びえている胆汁酸(たんじゅうさん)と結合して体外へ排出されます。
このために体内環境を整えるために、肝臓では新たに胆汁酸を作り出します。胆汁酸を作り出すためには、血液中のコレステロールを利用して作り出すので、結果的にはコレステロールが減少するというわけです。
血圧の上昇を抑える効果もあります。血圧の上昇は塩分の取りすぎによる血液中の塩分濃度が上がってしまうこと血流が上昇して起きています。
体内にある塩分濃度を下げるためには、体は血液中に水分をより多く取り込もうとします。水分を血液に送り込むことにより血液の量が増えて血圧が高くなるというわけです。
キチン質は体内の余分に摂取した塩分を吸着することにより、そのまま体外へと排出されます。
そのために、体内の塩分濃度は過剰に摂取されたとしても、キチン質により血液中の濃度は安定して、コレステロール値を下げるのではなく上げないように勤めています。
その他にもデトックス・ダイエット効果や免疫機能を高める・がん抑制効果が期待されます。
アスタキサンチン
ここ最近の話題では、富士フィルムがアスタキサンチンについて研究を行い商品化に成功しています。
アスタキサンチンはエビ・カニの煮詰めると赤くなる成分を指しています。このアスタキサンチンは「脳」と「目」に作用する抗酸化物質なのです。
抗酸化物質は、デリケートな器官である「脳」「目」に入り込むことが出来るのが特徴で、ビタミンcビタミンEやβカロテンなどが通れない場所に入り込むことが出来る為に注目を集めているという事です。
人間の脳は、常に呼吸を行いそのたびにエネルギーは消費されます。エネルギーを作り出す際に発生してしまうのが活性酸素です。
脳の半分は脂肪で出来ている為に、活性酸素によりダメージを受けやすい場所となり、ダメージを受けると脳梗塞や脳出血などの脳疾患も活性酸素が元と言われているわけです。
もともと、脳のダメージを防ぐのは対抗する酵素なのですが、体内では年齢を増すごとに劣化していき抗酸化酵素は少なくなるのです。生きていくうちに劣化と言う人間のシステムは抑えられなくとも、活性酸素のダメージは減らすことが出来るのがアスタキサンチンであり、脳疾患予防の期待を高める成分なのです。
高足カニ塩は、毎日の食生活に欠かせない
普段、カニの甲羅をバリバリ食べることはしません。またカニの甲羅を細かく砕いてパウダーにして食生活に頻度よく出ているわけでもありません。
普段の食生活の中には、今摂取しなければいけない食品が少なくなっているとも言えます。
それを無理に、サプリメントで補おうとするとバランスを崩すこととなり、逆に体調が悪くなることだってあり得るわけです。
もちろんサプリメントで普段から気を付けている人は問題ないと思いますが、普段の食生活の中で、必要な成分だけをとるという事ならば、自信をもって言えるのは、生命の源とされる「塩」となるわけです。
その為に、それほど知られていない商品として、今回の「高足カニ塩」は是非お勧めしたい商品なのです。
これだけのミネラルを含んだ西伊豆戸田塩を特殊な製法で炙らずに、高温で温めてさらには、高足カニの甲羅をパウダー状にした物は、何処を探しても見つかりません。
西伊豆戸田塩 ⇒ 西伊豆焼塩 ⇒ 高足カニ塩になるまでには、たくさんの工夫と技術があってこそ。また、戸田の名産である高足カニであるからこそ出来た商品なのです。
自信を持てるのが「高足カニ塩」と言うわけです。