西伊豆戸田塩は昔ながらの製法
塩田の廃止により、昔からの製法でまろやかな味わいの塩は1970年代から無くなりかけていました。
当時の製法としては、安価で大量生産が出来る工場でのイオン交換樹脂膜で塩化ナトリウムの製造が盛んとなりました。
さらには、海外からの輸入品で「岩塩輸入」がさかんになり、塩田の製造方法よりも大量生産に塩生産は、向かう事になります。
西伊豆戸田塩は、昔からの製法で平釜式製法を使用して皆様の食卓へと並ぶようになりました。
安心からお届けいたします。
駿河湾の海水からとれるに西伊豆戸田塩は、様々な成分が入っています。
西伊豆戸田塩の成分には「タンパク質・脂質・炭水化物・ナトリウム・灰分」この成分は全て、「日本食品分析センター」による分析結果となります。
特に成分の中で気になるのは、「灰分(かいぶん)」です。この「灰分」こそがミネラル成分が含まれてるのです。ミネラルには、塩化ナトリウムをはじめとして、マグネシウム・カルシウム・カリウムなどその他微量なものとしては、ヨウ素・亜鉛・マンガンなどがあげることができます。
スーパーやデパートで売られている「塩」の大半が、化学的に精製されており一般的には「精製塩」と呼ばれています。
天然の塩は、熱加工を一切しないで、天日干しをして「太陽」「風」により出来上がったものが、「天然塩」となります。
西伊豆戸田塩は、天然塩に分類されている”平釜”による製法となります。
大量に数は採れませんが希少な塩の成分にはカルシウム・マグネシウム・カリウムといったミネラルを含める製法で、身体に必要な成分を補うのが「西伊豆戸田塩」となります。
大量に木材を燃やして、駿河湾の海水をじっくりとじっくりと煮込みます。
海の恵みを凝縮させた塩が「西伊豆戸田塩」となるわけです。
精製塩と西伊豆戸田塩の違いは?
精製塩とは「天然塩」を塩水で洗ってミネラル(灰分)を取り除いた後に、溶解されて真空蒸発缶に入れられて結晶状にします。精製塩99%のほとんどが塩化ナトリウムで構成していて、原料は「天然の塩」なのに精製をして大量生産されている精製塩となります。
西伊豆戸田塩は、平釜製法により駿河湾でとれた自然の海水を汲み上げて、塩工房にて時間をかけてじっくりと丁寧に煮込んだ昔ながらの製法となります。
火を焚き続けて、ゆっくりと結晶にしていくとによりバランスの良い成分となります。
ここで言う成分とは塩化ナトリウムだけではありません。バランスの良い塩は、苦味を出すマグネシウムやうま味甘みなどを出す。カルシウム・カリウム。さらには、味を感じさせる亜鉛などを塩の結晶に残してバランスの良い物を作っています。
この平釜製法は、長年培った熟練の技により時間をじっくりかけることでより、甘さ旨さに加えて、コク・キレが凝縮されます。