天然にがり天然にがり

塩を平釜製法により、海水をじっくりと煮込むと「西伊豆戸田塩」ができるのですが、そのじっくりと煮込むことが実は大事な作業になるわけです。

じっくりゆっくりと煮込まれた海水は時間をかけて塩の結晶になっていきます。そして出来上がった時には、西伊豆戸田塩と残り汁が窯の上には出来上がります。

のこり汁の事を「にがり」と言い、この「にがり」は豆腐精製やキムチの熟成などに使われています。成分は主に塩化マグネシウムが含まれているのですが、「にがり」を薄めずそのままの状態で口にすると、とても苦いです。苦味と言うと「薬」「漢方」などの苦い味が近い感じでしょうか。

ここでも「にがり」については、なるべく詳しく記事

にするつもりですが、さらに詳しく取り上げている「にがり研究所」で、様々な効果をご覧ください。

 

 苦味が持つ意外な効果とは?

「にがり」の主な成分は、塩化マグネシウムと呼ばれ「苦味」をイメージしてもらえばわかりやすくなります。

舌「苦味」とは舌の一番奥で感じられる「苦さ」を脳では受け取ります。舌の感じ方は、舌の前から甘み 塩味 酸味 苦味となります。

苦味は、食べてはいけない物を感知したり、まずい・嫌な物をイメージしてしまう人は多いはずです。苦味の機能には本来、「食べてはいけない」という舌から受け取った信号を脳で拒否する働きがあるからです

子供の頃に、苦味を感じた「ビール」「コーヒー」「お茶」野菜である「ピーマン」も苦味を感じられます。苦味は成長と共に繰り返し口にすることで、苦味を美味しく感じられるようになるのです

この「にがり」は苦味を感じる成分。塩化マグネシウムが作用しています。皆さん「コク」をご存知でしょうか?

 

塩化マグネシウムが「コク」となる

「コク」と一言で言われても、言い表せる方はなかなかいません。もし説明できる方は「コク」通です。舌や鼻で感じ取った味覚・風味が最後にした奥の方で感じるのが「コク」です。

もう少しわかりやすく言えば、歯でよく噛んで舌で味わい喉付近でうま味を感じ飲み込みます。飲み込んだ直後に後から来る後味を「コク」と言います。苦味の場所と「コク」との場所が近い為に「コクと苦味」は近い存在と感じています。

コクは、強すぎるとくどくなります。そしてうま味と苦味に近い部分にありますが、多く摂取は好ましくはありません。料理や素材を生かすのであれば、数滴を料理に混ぜると変わります。

毎日の食卓で欠かさずに食べるご飯。にがりの成分であるマグネシウムが炊き上げると同時にお米に浸透します。浸透したお米の内部で形をしっかりと保ち、ふっくら弾力がありもっちりとした食感を出すことが出来るのです。

また、お米事態が立つことも含め一粒一粒がツヤツヤして食感が普段のべたべたした感じが無くなるのがわかります。味も「にがり」の味事態がなくなり、お米の甘さを引き出します。

そして、「にがり」本来のミネラルがお米に入り込むことにより、お米の成分+にがり成分を摂取することが可能となります。

ただし、この記事の冒頭でもお話しした通り、「にがり」の過剰摂取はいけません。お米1合で数滴でお試しください。

 

日テレ系列の番組「トリックハンター」で「にがり」紹介

2016年秋まで放送していたウッチャン司会 毎週水曜日の番組「トリックハンター」のコーナーの中に「トリックシェフxレシピ」という人気の高い料理コーナーがありました。

コーナーの人気は一般家庭でも用意が出来る食材を、高級食材に対抗できる味に仕上げられるというコーナーです。例えば、高級黒毛和牛100g 1300円の高級和牛と100g 130円の和牛で作ったハンバーグをある特殊な方法で料理すれば、高級食材に負けない味に変化することが出来るというのです。

回答者・挑戦者は両方の食材を食べるわけですが、演出なのでしょうか?どちらが高級食材で作られたハンバーグが変わらないほど味が変わらないというのです。

トリックハンターの「トリックシェフxレシピ」はこのような調子で美味しく食べれる方法が取り上げられています。その中で「お米」を美味しく食べる回も登場しました。

10月29日放送回では、新潟県魚沼産 2キロ1900円 普通のお米 2キロ398円でチャレンジ!お米を炊く直前にお米1合=にがり数滴を入れて炊き込むことにより、ふっくら弾力のあるもっちりした食感で魚沼産に近づくご飯になりました。

「トリックハンター」で取り上げた「にがり」は形を整える効果があります。豆腐の凝固剤として知られている「にがり」が作用して内部の細胞を崩しにくくさせます。この効果によりお米は水分を保ちみずみずしくシャッキリとしたお米が立っている状態となるわけです。

 

食品効果だけでは無く、美容や皮膚などにも効果があります。

私ども㈱博友計画で、お勧めしたいのは「食品」の効果もお楽しみいただけるほかに、美容や健康に関して「にがり」をお勧めしています。特に塩の親。塩社長が当時・・戸田の「にがり」を知り合いのリュウマチ患者さんの元へ「西伊豆戸田塩」と「にがり20リットル」を配達していたそうです。

足

当時では、「にがり」の煮汁成分はそれほど有名でなく。余った「にがり」を患者さんへあげていました。沼津市と合併する前の戸田村は高齢化社会がすすみ、リュウマチの患者へ持っていくと社長は人気者で喜んで向かい入れられたそうです。

どの様に使用していたかと言うと、持って行った20リットルの「にがり」を何回かに分けて、惜しげもなく温めて足でつけていたというのです。

そうすると、足首の痛みで悩んでいた患者さんはその日一日辛い思いせずに、歩けるという事なのです。アトピーに効果がある事は知られている事ですが、リュウマチの効果は聞いたことがありませんでした。

この効果の話を聞いた時には、にがり温泉と同じ効果がある事により自宅でも、アトピーやリュウマチの治療が出来る事を着目しました。

 

お風呂を簡易にがり温泉にして体すっきりしよう!

「にがり」をお風呂に入れて、温泉と同じような効果を引き出すこともできます。簡易にがり温泉は体の芯までポカポカになり、肌に潤いを与え、そしてなにより肌疾患の方にはとてもうれしい簡易温泉となります。

夏場のあせもや、頭のフケやあせが毛穴に詰まっていても、すっきりと洗い流せます。また一部では白髪を黒くする効果があるという何ともビックリするような効果もあるそうです。

簡易温泉は、「天然にがり」をコップ1杯100~180ccを浴槽に入れると、ちょうど浴槽の1000倍に薄めた希釈となる為に浴槽にはちょうど良い濃度となります。また、お湯の温度は39度~40度が適温とされていて、半身浴が効果があります。時間も20分間くらい湯船に使ってください。

すると、汗腺からじわじわと汗があふれ出てきます。この汗が老廃物を一緒に流してくれて、美肌効果にも繋がり肌がつるつるするのです。

「にがり」の元である塩化マグネシウムの成分が温浴効果を高め、発汗を促して血行を促進します。体の芯までポカポカになるのは、温泉効果とされているデトックス効果が働いている為です。

デトックス効果は、

  1. 体温上昇で免疫力がUP
  2. 疲労回復・ダイエット
  3. リラックス効果

とされており、温浴効果に加えてさらに体の免疫力を上げて、血行促進のために代謝アップされるため汗がにじみでて、肌の引き締め効果、ニキビ予防なども報告があります。

 

天然にがり

商品名:天然にがり(てんねんにがり)

内容量:300ml
販売価格:600円(税込み)